Live Report / Music Store β
Jazz and Freedom go hand in hand <Thelonious Sphere Monk 1917 - 1982>その瞬間、そのクラブはその音楽を愛している観客とプレイヤーが一体になり、世界で最も新しい音楽が生まれる。そんな瞬間に居合わせた偶然や幸運を、少しでも記録にとどめたい。レコードやCDやiPodが生み出されて、最高の品質の音楽を簡単に、いつでもどこでも聴けるようになったけれど、この感動と興奮と空気だけは、記憶の中から甦ってはくるけれど、再生ボタンを押しても生まれてこない。iPodで何度聴いても満たされない、この音楽への渇きがあるうちは、また、あのナイトクラブへ足を運ぶのだ。 >> atom
前見たときはHip HopスタイルのThe RH Factorでしたが、今回は正統派ジャズ・トランペット・プレーヤのいるロイ・ハーグローヴ・クインテットです。
席について食事を取っている間も、従業員から「今日の演奏、滅茶苦茶にカッコいいよー」と期待ふくらむお言葉。で、いざ始れば演奏開始から全開ブリブリで、メンバー全員ノリノリ!もうなんていうか1曲目からメンバーみんなまとめてサイコー。ついでに観客もノリがよくて良し。
1曲目終盤のピアノソロが始まった辺りで、ロイがピアノの脇に置いてあった曲目リストを取り上げて、丸めてジャケットのポッケにしまってしまったように見えたけど、気のせいかな?それを目を見張るように見ているダントン。あれ?これは今日のショーは行き当たりばったりの予感!?
数曲こなした後、フリューゲルフォンも持ち出して暖か?いスローな曲もあり、かと思えば次の曲ではまたブリブリのソロをとったりして、緩急つけながら、観客を沸かせながら次々に技を披露していくロイハー、最高。まるで時間の経つのを忘れてしまう。
「あ?この演奏を聴いたら、きっとみんな人生が変わるよな?」とか、あるいはブリブリのBeBopを咬ましている時なんかは「昔のジャズクラブの演奏もこんな感じだったんだろうか?」とか、さらにハーグローヴがステージで踊りだした時なんかは「あ、ガレスピ現る」と思いつつ、ヘッドバンキングと体の揺れと(リズムを取っているんですよ)笑顔っていうかニヤケが止まらない。
ステージ上のプレイヤーさん達も超ご機嫌でドラムのモンテスはメンバーのカッコいいソロが決まると叫んでいたし、ロイもメンバーの演奏に合わせて踊るは叫ぶは、ステージサイドでジャスティンと喋くってたりして、その会話が聞こえてきたときなど、ソロをとっているウッドベースのダントンを眺めながら「あれ?ニューヨークに居るんだっけ?」と勘違いしたほど。
アンコールはHipHop風味入った軽い感じの、これまたノリのよい曲。手拍子って疲れてくることもあるんだけど、今回は全くそんなのを感じなかった。終演後も拍手が鳴り止まなかったほど、大盛況のショーとなりました。
今日の演奏を聴いた人は、絶対次回もまた足を運ぶ。間違いない。ステージ中は全く言葉もなく、息をつく暇もないようなショーで、終わったあとは喉がカラカラ。いい音楽をすれば言葉は要らないってことかな。
それにしても生きててよかったよ、ほんとに。生きながらに天国を見たみたい。ジャズの楽器の王道、トランペットの真髄を見た、人生で最高のショーになりました。
ロイ・ハーグローヴ(tp,flh)
ジャスティン・ロビンソン(sax.fl)
ジェラルド・クレイトン(p)
ダントン・ボラー(b)
モンテス・コールマン(ds)
おはようございます。ナガセです。今年もよろしくお願いいたします。
で、ブルーノートの方はというと年末のスタンディング営業の辺りで喉を痛めてしまいまして、ふらふらになりながらもエリーシャwithオマー、年始のインコグニートの営業を乗り切りまして、やっと正月休みでございます。
いやぁ、それにしてもインコグニートのライブは改めて素晴らしかった。メイザは4曲目のRiver in my dreamsから登場。初めコーラスに混じってメイザの声が聴こえてきて、姿はどこ?と思ったらステージに歌いながら登って来る。で、メイザですが他のボーカルを圧倒してました。相変わらず熱い歌声。これは今年もいいことありそうな予感な2004年の年明けでした。
1. CADA DIA
2. ROOTS
3. AS
4. RIVER IN MY DREAMS
5. DEEP WATERS
6. TALKIN' LOUD
7. ALWAYS THERE
9. DRUM SOLO
10. NIGHTS OVER EGYPT
11. MORNING SUN
12. DON'T YOU WORRY
13. EVERYDAY
- ENCORE -
14. STILL A FRIEND OF MINE
Candy Dulfer and Band @ Nagoya Blue Note 2003-10-22
1. Pick Up The Pieces
2. Finsbury Park
3. Freak Out
4. What's In Your Head
5. Let Me Show You
6. Lost And Gone
7. Sax A Go Go
encore
8. Impressions
いやぁ、キャンディー様、去年に続いて今年も来てくれてうれすぃです。今回はパパ(ハンス・ダルファー)無しでシンプルな構成。キャンディーお馴染みの曲から最新アルバムからのピックアップまで、そして今回はキャンディーのボーカルも楽しめちゃう、ファンでなくてもおいしいショウでした。
一見クラブ・ミュージックっぽいんだけど、実はしっかりとジャズが流れていて、本物の音をキチンと決めてきて、それでいてカッコイイ、キャンディー節(?)は健在でした。
アンコール、キャンディーの「インプレッションズ」(byコルトレーン)のイントロには震えがきました。クラブ・ミュージックを牽引するキャンディーと、彼女を囲む観客が、偉大な芸術家・コルトレーンを祝福し尊敬し慈しみ、一体となって至高の瞬間を味わえた夜でした。